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「教育偽装」と「世界の中の日本史」
必修科目の世界史を教えず、三年生の卒業が危ぶまれる高校が続出している。受験科目でない授業で居眠りしたり、こっそり「内職」に励むというのは昔からあったが、今回は学校ぐるみの計画的なルール違反であり、見逃せない「教育偽装」の問題だ。
ついでにもう一つ、なぜ世界史が必修科目で、日本史が選択科目なのかも考えさせられる。文科省などによると、高校生の三割程度が日本史を学ばずに卒業するというが、自国の歴史や文化を知らない者が国際社会で尊敬されるだろうか。もちろん世界のことを何も知らねば「井の中のカワズ」あるいは「夜郎自大」になってしまう。
結局どちらも少しはかじっておきたいので、日本史、世界史という科目の壁そのものを見直す必要があるのかもしれない。いっそ統合して「世界の中の日本史」としたほうが、ダイナミックで面白そうな気がする。




