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「元気、明るい市政を」 羽咋市長選 橋中さん「劇的な勝利だ」 大接戦制し歓喜の渦

北國新聞朝刊 2004/10/4付

 「劇的な勝利だ」。三日投票が行われた羽咋市長選で、激戦を制した新人の橋中義憲さんは涙をにじませ、支持者と固く抱き合った。選挙事務所には割れんばかりの万歳の声が何度も響き、こぶしを高々と突き上げて喜びを爆発させる姿も。一方、二百三票差で涙をのんだ現職本吉達也さんは唇をかみ、無念さをにじませた。【1面に本記】
  開票速報のたびに、羽咋市鶴多町の橋中さんの事務所は重苦しい空気に包まれた。三回目も六千五百票の横一線に「大接戦だ…」とつぶやく選対幹部。午後十一時十分、四回目の速報で初めて差が開いた。橋中候補八千六百票、本吉候補八千三百票。待ちに待った瞬間に「これで勝ったぞ」と支持者の喜びがはじけた。
  歓喜の渦の中、橋中さんは右手を高く掲げて登場。すぐに胴上げが始まり、何度となく宙に舞った。
  長女真紀さん(26)と二男俊輔さん(21)から花束を受け取った橋中さんは「羽咋の将来を占う選挙だった。元気で明るい市をつくっていきたい」と力強く決意を語り、深々と頭を下げた。
  稲村建男県議、岡田直樹参院議員が順に「橋中さんの訴えが市民の共感を呼んだ。勇気の勝利だ」と勝ちどきを上げ、中西一順押水町長と中野茂一志雄町長は「羽咋郡市広域圏が極めて順調になる」などと祝福。木本利夫県議、武元文平前七尾市長らもマイクを握った。谷本正憲知事からもお祝いの電話があり、橋中さんは「羽咋のリーダーとしてよろしくお願いします」と答えた。
  中村重幸市議の発声で行った万歳には、本吉さん支援に回った小倉宏眷県議も加わった。

●合併第2弾に含み
  橋中さんが掲げた広域合併推進について、中西押水町長は記者団に「一市四町が合併すべきだと思っており、住民の意見を尊重し、柔軟に対応することが大事だ」と語り、「合併第二弾」に含みを持たせた。

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