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最後の絶叫、「新市託して」 七尾市長選、きょう投票
北國新聞朝刊 2004/11/7付
合併に伴う七尾市長選は舌戦最終日の6日、前七尾商工会議所専務理事の中村康夫、前七尾市長の武元文平の両候補(届け出順)が「あと一票」を求めて最後の総力戦を展開した。旧1市3町の全域で力の限りを尽くしてきた両陣営。1週間にわたる選挙戦は候補者の絶叫がこだまする中で幕を閉じ、7日の審判を待つばかりとなった。【1面に本記】
●〔中村候補〕 「愛する七尾のため」
中村候補は地域の活性化や、若者が定着するまちづくりを訴え、市内全域を選挙カーで駆け回った。大票田の旧七尾市では商店街を練り歩き、一人ひとりの手を取りながら深々と頭を下げ、JR七尾駅前では交差点を挟んで大勢の支持者が詰め掛け、気勢を上げた。
地元の田鶴浜では事務所の外で集会を開催。和田内幸三選対本部長、長憲二、宮本惣一郎の両副本部長らが拳を突き上げて支持を訴えた。岡田直樹参院議員も弁士として駆けつけ、「新生七尾の舵(かじ)取り役は国政、県政と太いパイプを持ち、経済の経験豊富な中村候補以外にない」と声を張り上げた。
中村候補は「財源の確保、財政の強化を迅速に、積極的にやる。誰よりも強く愛している新七尾市のために私を働かせてほしい」と声を振り絞った。
●〔武元候補〕 「まちづくりに責任」
武元候補は午前、旧鹿北三町を選挙カーで一巡し、午後は旧七尾市中心部の袖ケ江、御祓両地区で大勢の支援者を連ねて徒歩戦術を展開した。
くまなく路地を歩き、市民がいると駆け寄って握手し、支援を求め、計四時間で約七キロを歩き通した。リボン通り商店街やJR七尾駅前などではマイクを握り、「合併をまとめ、新しいまちづくりを進める責任がある。国や県に頼らない財政の自立と、市民のための市政を実現させる」と力を込めた。
地元の徳田地区で最後の街宣をした後、徳田小体育館での総決起大会で選挙戦を締めくくった。赤坂隆前田鶴浜町長らに続き、弁士に立った瓦力代議士は、「皆さんの力で武元さんを必ず市長にするぞという気迫を示してほしい」と後押しし、ガンバロー三唱で必勝を期した。
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