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きてれつで厄介な国北朝鮮、拉致問題の出口とは…


自由民主コラム「せいりょう」

自由民主 第2167号 2004/12/21発行

 新聞記者をしていた平成九年と十年、北朝鮮に渡って拉致問題などを取材した。平壌で奇妙に思ったのは、国家中枢の警備が意外に薄いことだった。日本の国会や総理官邸のほうがよっぽど物々しいぐらいだ▼刑務所の中は治安が良いのと同じ理屈で、国そのものが巨大な刑務所とも言うべき北朝鮮においては、人民が暴動を起こす心配もなく、さほどの警備も要らないということか▼そう言えば、向こうの要人にはSPも付いていなかった。金正日ただ一人が警護対象で、あとはナンバー2もナンバー3もその他大勢に過ぎないウルトラ独裁国家の内幕をのぞき見る思いがした▼最近、将軍様の肖像画が公式の場から外されたと聞いても、わざとらしいポーズとしか思えない。独裁者は健在であり、その手下たちとの日朝実務者協議には空しさも漂う。横田めぐみさんの「遺骨」もやっぱりニセモノだった。小泉総理、もう経済制裁しかないと思います。(党新聞局次長)

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