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“参院決戦”に派内ピリピリ 郵政法案衆院通過、5票差の余波 森氏、「苦しい選択」も結束優先
北國新聞朝刊 2005/7/8付
週明けにも参院審議入りする方向の郵政民営化関連法案をめぐり、小泉純一郎首相の出身派閥である自民党森派の県選出国会議員四氏に動揺が広がっている。五票差の衆院通過に反対派が勢いづく中、七日の派閥総会では会長の森喜朗前首相は賛成票を投じた自らの苦しい心境を明かしながら、首相を支える派閥会長の責任を優先したと強調し、派内結束を呼び掛けた。
あいさつで森氏は北陸特定郵便局長会とのつながりの深さを挙げながら「本当なら、私も反対に投じたかった」と吐露。「党の立場や友人である小泉首相の立場、そして清和会(森派)を率いる立場で、自らの責任を取ることも政治家として大事なことだった」と述べ、複雑な思いで賛成したことを明らかにした。
その上で「この山を乗り越えるのは容易でないが、(森派参院議員で構成する)清風会の目の色が変わらなければ、この法案は参院を通らない」と参院森派が一体となって周囲の理解を求めることが法案成立に欠かせないと強調した。
参院は衆院に比べて与野党が拮抗し、自民党から十八人が反対に回れば法案は否決される。参院政審会長の沓掛哲男参院議員は「まずは派内が一糸乱れず行動できるよう、引き締める」と参院森派が足並みをそろえて行動することを強調。岡田直樹参院議員も「政局になった場合の混乱を考えれば、可決に向けて頑張るしかない」と力を込める。
●瓦氏「派内の亀裂ない」
大量造反の余波は、瓦力代議士が所属する堀内派でも広がっている。法案の衆院本会議採決をめぐり、堀内光雄前総務会長が派閥会長辞任を表明した同派は参院での審議をにらみながら後任会長を協議していく方向で、当面、会長不在の状態が続くことになった。
瓦氏は七日の派閥総会出席後、堀内氏の辞任表明でも「派内に亀裂は生じない」と強調。堀内氏と五日夕、電話で話し、会長辞任の経緯や今後の派閥運営などでも意見交換したとし「(参院採決での)否決はない。堀内さんの会長辞任も派閥で正式に決まったとは聞いていない」と語った。
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