ニュースコラムプロフィール活動レポートメディアスクラップふれあいアルバムforumリンク後援会ご案内事務所ご案内ホームサイトマップお問合せ

馳氏重ねて「出馬は非常識」 金沢市長選 自民県連選対の「馳氏待望論」 「金沢不在」の動きに不満も

北國新聞朝刊 2006/8/15付

 今秋の金沢市長選で、自民党県連総合選対本部(本部長・森喜朗前首相)が独自候補として、県連会長の馳浩代議士の名前を挙げたことに対し、馳氏は十四日、重ねて、「金沢支部が今月中にも組織としての方針を決めるべきであり、自分の出馬も非常識な話だ」と語った。また、今回の県連総合選対本部の動きについて、金沢支部役員の間から、金沢市選出の県議や市議を抜きにした展開に不満の声も出ている。
 県連総合選対本部が「馳氏待望論」を打ち出した、十一日夜の会合には森氏のほか、本部長代行の福村章、事務局長の山田憲昭、事務局次長の宮下源一郎、作野広昭の四県議が出席し、「金沢市長選を経ずして参院選の勝利はなく、市長選は戦うべきだ。馳氏への期待が大きく、森氏が意向を確認する」という考えで一致したという。
 市長選への対応について、馳氏は既に「現状では独自候補擁立は厳しい」との認識を示しており、十四日も、「(選対本部から要請があったとしても)わたしは周りからあれこれ言われて動くタイプの人間ではない」と語った。
 金沢市長選での独自候補擁立に関して、自民金沢支部内は一枚岩とは言いがたい状況にある。現職の山出保氏を支持する校下部会や、推薦する校下町会連合会とともに行動する市議も少なくなく、その一方で主戦論がくすぶる図式となっている。
 県連総合選対本部の「馳氏待望論」について、「今の市政は変わることが大事で、自民から候補が出ることを期待している。馳氏が出馬した場合は全力で支える」(金沢支部副支部長の紐野義昭県議)という意見も一部にあるが、異論が出ている。「市議会”野党”の自民は戦うべきだが、馳氏の場合は、衆院補選となる。来春の統一地方選も考えると、馳氏を候補にというのは金沢の事情を知らない無責任な意見だ」(副支部長の下沢佳充県議)、また、「選対本部が市長選を構うからおかしくなる。選対本部には、肝心の金沢の県議が入っていない。自民から候補を出しても山出市長には勝てない」(支部常任相談役の米田義三県議)という具合である。
 過去の国政選挙で自民と連携してきた公明党県本部の南部康昭副代表(市議会会派・公明会長)は「自民にはいろいろな動きがあるようだが、公明として独自の判断をしていくことになるだろう」と冷静に構え、十六日の県本部幹事会から市長選対応の協議に入る。
 こうした局面に、金沢支部長を務める岡田直樹参院議員は「『和』でいくのか、馳氏を擁立するという選択肢があるのか、出来るだけ早く市議、県議から意見を聞きたい」としている。

ページトップへ
←→

メディア分類