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永田町最前線 自民党新総裁に安倍氏、石川県選出国会議員の反応 得票率66%に「順当」 森氏「参院選見据えた人事を」

北國新聞朝刊 2006/9/21付

 安倍晋三官房長官が自民党新総裁に就いた二十日、安倍氏を支えた森派所属の県選出国会議員五氏は、安倍氏が得票率で国会議員票、党員・党友票の66%を確保したことを順当と評価した。今後は党役員、閣僚人事に焦点が移るが、森喜朗前首相は「来夏の参院選を見据えた布陣にすべきだ」と注文を付けた。 
 森氏は二十日夜、都内のホテルで開かれた安倍氏陣営の「総裁選慰労の集い」で選対関係者をねぎらった後、記者団から安倍氏の総裁就任について問われ、「安堵(あんど)感あり、うれしさありだ。ただ、初当選から彼を見守ってきたので(巣立つことへの)寂しさもある」と胸の内を語った。
 安倍氏の得票率は陣営が目指した70%台を切ったが、森氏は「順当な結果だ」と受け止めた。その上で今後は挙党一致で臨むことが大切だとし、人事については「霧が晴れ、大海が開ければ自分の色を出せばいい」と述べ、まずは参院選を乗り切るための体制づくりが必要だと強調した。
 県連会長の馳浩文部科学副大臣は、県連の「持ち票」が安倍氏七票、麻生太郎外相一票となったことに関し、「安倍氏を応援してきた県選出国会議員の姿を(党員・党友に)理解いただけた」と、いち早く安倍氏支持で動いた県選出森派議員の動きが奏功したとの見方を示した。北村茂男代議士は麻生氏の一票について「(麻生氏が人脈を持つ)日本青年会議所(JC)の努力もあったのではないか。ただ、七票の獲得は順当な結果だ」と語った。
 沓掛哲男国家公安委員長・防災・有事法制担当相は、焦点の人事に関し「官房長官と幹事長は派閥に関係なく、安倍氏が信頼でき、能力が優れた人を最優先で付けるべきだ」と、政権、党運営の要を固めるよう求めた。
 二十六日召集の臨時国会に向け、岡田直樹参院議員は「教育基本法改正案とともに、国民投票法案を柱に据えていただきたい」と、安倍氏が意欲を示す憲法改正の取り組みに期待を寄せた。
 衆院比例代表北陸信越ブロックの瓦力代議士は党総裁選投票の会場を訪れたが、投票は代理に任せた。安倍氏に投票した後、「多数の得票があってよかった」と述べた。

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