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永田町最前線 挙党態勢の布陣を評価 安倍内閣発足で石川県関係国会議員 参院選にらみ安堵も

北國新聞朝刊 2006/9/27付

 二十六日発足の安倍内閣について、自民党の県関係国会議員六氏からは、挙党態勢の顔触れとなった点を評価する意見が出た。来夏の参院選で民主党が石川県選挙区を野党共闘の試金石に位置付けるなど、水面下で参院選に向けたつばぜり合いが始まっているだけに、自民党参院の意向に沿った結果となったことで安堵(あんど)の声も漏れた。

 「きちっとできているんじゃないですか。できていると思いますよ」
 森喜朗元首相は二十六日夕、「挙党態勢の人事になったか」との記者団の質問に対し、満足げな表情を浮かべながらこう繰り返した。
 というのも、森氏は十八日に都内で安倍晋三首相とひそかに会い、挙党態勢の人事を構築するよう助言していたからだ。森氏は同日夕の報道番組で、安倍氏に対して「まず参院選をしっかり戦って勝てる布陣を考えたほうがいい。やりたいことは参院選を終えてからだ」と伝えたことを明らかにした。
 県連会長の馳浩代議士は、安倍氏と政策が近い初入閣組が多数抜擢(ばってき)されたことから、安倍内閣を「気心内閣」と評した。一方で、伊吹文明文部科学相らベテランが起用されたことから「実務型の内閣になった」とも述べた。安倍選対の幹事を務めた北村茂男代議士は「総裁選で汗をかいた人に報いる一方、党内各派や参院自民にもそれぞれ配慮している」と語った。
 参院では参院執行部が推薦した二氏が入閣。当初は安倍氏周辺では参院の「順送り人事」に反発する声があったとされるだけに、沓掛哲男前国家公安委員長・防災・有事法制担当相は「老壮青をうまく組み合わせた人事になった」とホッとした様子。
 岡田直樹参院議員は、塩崎恭久官房長官が拉致問題担当相を兼務し、中山恭子元内閣官房参与が拉致問題担当の首相補佐官に充てられたことから「『安倍内閣で拉致問題を解決する』との志が示された」と歓迎した。
 一方、四氏が入閣し、森派と並ぶ”厚遇”を受けた丹羽・古賀派の瓦力代議士は事務所を通じて「派閥会長の丹羽雄哉元厚相が党総務会長に就任したことを合わせ、結構なことだ」と、コメントした。

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