ニュースコラムプロフィール活動レポートメディアスクラップふれあいアルバムforumリンク後援会ご案内事務所ご案内ホームサイトマップお問合せ

世界遺産「高岡市と連携、掘り下げる」 金沢市と自民党支部が協議会 金大工学部跡地の敷地交換、美大で調整

北國新聞朝刊 2007/3/4付

 山出保金沢市長は三日、同市幹部と自民党金沢支部の市政協議会で「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観」の世界遺産暫定リスト追加について、「近世高岡の文化遺産群」を提案する高岡市と連携を図る姿勢を示した。金大工学部跡地利用については、金沢美大との敷地交換を検討課題の一つとし、美大内の調整を進めるとした。
 市政協議会後、会見した岡田直樹参院議員(党金沢支部長)によると、山出市長は野田山・加賀藩前田家墓所と前田利長墓所の調査で金沢、高岡両市が連携していることを挙げ、「高岡との連携を密にしていきたい。互いに情報交換し、近世の城下町が日本、世界の歴史でどのような意味を持つのか、もっと掘り下げたい」と語った。
 岡田氏は「金沢と高岡がバラバラで手を挙げていては文化庁も困るのではないか」と指摘し、高岡市と連携を図るよう促した。
 金大工学部跡地の利活用策について、山出市長は公共利用を前提とするのが適当とした上で、森喜朗元首相らが提案する美大との敷地交換案に触れ、「大学の自治もあり、まず美大内のコンセンサス(合意)を得る必要がある」と語った。
 「大変大きな土地でもあり、県も役割分担してもらう必要がある」と述べ、県と市が連携して取り組むべきだとの見方も示した。金大、県と新年度に設置する工学部跡地利活用の協議会には、四月から配置する副市長も参加するとした。

●「500万人経済圏」 新幹線で形成を
 岡田氏は北陸新幹線金沢開業で、「沿線を一つの経済圏にしていくという発想で取り組んでほしい」と述べ、北陸三県に上越、長野地域を加えた「五百万人経済圏」形成を意識した取り組みに期待を寄せた。山出市長も理解を示した。
 山出市長は次世代路面電車(LRT)など新交通システム導入については「何がいいかじっくりと検討したい」と述べ、まずは公共交通利用に対する市民への意識向上に努めるとした。市側は公共工事の端境期対策として、一部工事の発注を前倒しし、金沢港周辺の土地利用計画を策定する方針も示した。
 自民側が金沢外環状道路の今後の整備について尋ねたのに対し、山出市長は当面、海側幹線の整備促進に努めるとした。県議からは、県から金沢市への教員人事権移譲について説明の場を設けるよう求める声が上がった。
 昨年十月に続いて二回目となった市政協議会は金沢市の金沢エクセルホテル東急で開かれ、岡田氏のほか、馳浩代議士、自民所属の市選出県議五氏、市議十五氏が出席した。市側からは山出市長、須野原雄助役をはじめ、局長クラスが加わった。

ページトップへ
←→

メディア分類