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美大と敷地交換検討を 金大工学部跡地 県選出国会議員、山出市長と懇談会

北國新聞朝刊 2007/3/26付

 県選出国会議員と山出保金沢市長ら同市幹部の懇談会が二十五日、金沢市の金沢エクセルホテル東急で開かれ、森喜朗元首相ら国会議員側は金大工学部跡地利用について、金沢美大との敷地交換を検討するよう促した。
 森氏は金大総合移転事業の経緯に触れながら、金沢美大について「もっと良い場所に移せばいい。美大の土地を国に売ればお釣りがくる。そのお金で建物を建てればいい」と指摘した。馳氏も工学部跡地に美大を移転すべきだと主張した。
 山出市長は「小立野台地は文教地区であり、美大が大事だというのが根底にある」と述べ、美大との敷地交換を選択肢の一つとする考えをあらためて示した。
 馳氏は世界遺産登録運動について、「城下町金沢」が萩市の「萩城・城下町」に対して「極めて劣勢に立たされている」と述べ、見解をただした。これに対し、山出市長は近世城下町の特徴などを萩市と研究する用意があるとした。新交通システム導入については、まずは公共交通利用に対する市民の意識啓発に取り組む姿勢を示した。
 市中心部のまちづくりについては、森氏が将来的な広坂合同庁舎の撤去が必要だとの考えを示し、山出市長は六月の市中央消防署広坂出張所移転後、建物を速やかに取り壊すとした。

●地震対応も要望
 冒頭、国会議員側が能登沖地震への対応に万全を期すよう求めた。岡田直樹参院議員は北村茂男代議士の輪島市の自宅も被害を受け、夫人が打撲傷を負ったほか、沓掛哲男参院議員が溝手顕正防災担当相らとともに輪島市入りしたことを報告した。
 懇談会には国会議員三氏のほか、自民所属の金沢市選出県議四氏、金沢市議六氏が同席した。

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