ホーム > メディア スクラップ > 一般新聞
北村氏「家の物がとんで歩いた」 岡田氏「過疎地型の対策が必要」 能登半島地震 生活再建支援の見直し急ぐ 衆、参院で災害対策特別委
北國新聞朝刊 2007/4/5付
自民党の北村茂男代議士と岡田直樹参院議員は四日、衆院、参院の両災害対策特別委員会でそれぞれ質問に立ち、能登半島地震被害への支援を訴えた。溝手顕正防災担当相は被災者に生活再建資金を支給する「被災者生活再建支援制度」の拡充に向けた検討を急ぐ考えを示した。
両氏とも一番目の質問者となり、北村氏は「家の中の物が倒れるというより、とんで歩くという状態で考える余裕すらなかった」と発生時の様子を再現。激甚災害の早期指定や集落機能を維持できる仮設住宅整備への支援などを求めた。
厚生労働省側は被災者に高齢者が多い点を考慮し、基準を満たさない五十戸未満の仮設住宅についても談話室の設置を認める方針を示した。仮設住宅の増設を進め手すり、スロープなど設備の充実も図るとした。
岡田氏は「過疎地型の震災で復興は至難の業だ。都市とは違う復旧の枠組みを考える必要がある」と強調し、被災者生活再建支援法見直しの前倒しなどを求めた。
内閣府は来年の通常国会で法改正する方針で、見直し作業では支給限度額の引き上げや、条件の緩和などが課題となる。溝手氏は「夏ごろまでに方向付ける必要があり、検討を急ぐ」との姿勢を示した。有識者らによる検討会の被災地視察も調整するとした。
能登有料道路の復旧について、国土交通省側は排水や耐震性に考慮した工法が必要になるとし、技術的、財政的支援を行う方針を強調した。
![]()
