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安倍首相、在任中の改憲決意 自民党集会「GHQは素人」

北國新聞朝刊 2007/4/25付

 自民党は二十四日、日本国憲法が施行されてから五月三日で六十周年になるのを前に「新憲法制定推進の集い」を都内で開いた。安倍晋三首相(党総裁)は「総裁として憲法改正を約束した以上は必ず政治スケジュールにしていく」と述べ、在任中の改憲実現への決意を表明した。
 同時に「占領時代につくられた現行憲法を起草したのは、憲法に素人のGHQ(連合国軍総司令部)の人たちだった。基本法である以上、成立過程にこだわらざるを得ない」と強調。「制定から長い年月がたち、時代に合わないものもある。二十一世紀にふさわしいものにしていかねばならない」と述べた。
 集会は、憲法改正手続きを定める国民投票法案の今国会での成立が確実になったことを踏まえ、改憲実現を掲げる「安倍カラー」を印象付けるのが狙い。首相は七月の参院選で憲法改正を争点化したい意向を表明しており、国民的議論を盛り上げたい思惑もある。
 集会で、中川秀直幹事長は「新憲法制定へ一大国民運動を展開しなければならない」と指摘。民主党に対して「憲法論議をすると党が分裂する危機を抱えており、問題を先送りしようとしている。参院選で護憲か改憲か態度を鮮明にするのが責務だ」と迫った。
 中曽根康弘、森喜朗両元首相は自民党の新憲法草案をよりよい案にしていく必要性を指摘した。

●「国民の共感得るものを」 森氏 
 新憲法起草委員長として草案策定について述べた森氏は「自民党草案は年来の主張を述べながら、幅広く国民の共感を得るものを目指している。平和と繁栄の時代を生きる道しるべとして大事業を成し遂げたい」と強調した。司会を務めた岡田直樹参院議員は「国民の皆さんの率直な声をうかがい、討論を重ねる中から新憲法制定が成し遂げられる」と閉会の言葉を述べた。

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