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福田自民党総裁誕生 石川県関係の自民党国会議員「早急に挙党態勢を」

北國新聞朝刊 2007/9/24付

 福田氏を支持した石川県関係の自民党国会議員五氏は総裁選の結果を「順当」と評価し、「ねじれ国会」での論戦再開や次期衆院選に備え早急に挙党態勢を整えるべきだと強調した。

●「ほっとした。感無量」森元首相
 両院議員総会後、党本部で開かれた勝利報告会の席上、森喜朗元首相は会場の隅で福田氏の決意をじっくりとかみ締めるように聞いた。「ほっとした。感無量だ」。森氏の目には三十一年前に同じく党総裁に選ばれた福田氏の父赳夫氏の姿が重なって見えた。
 「前々から彼の力量を発揮させたいと思っていた」と言うように、森氏は今回、早くから福田氏擁立に動いた。そして待望の新総裁が誕生しただけに「党を再生し(失った)国民との信頼関係を取り戻してほしい」と期待を寄せた。  馳浩代議士は「順当な票の出方だった」と分析。また次期衆院選をにらんだ場合、インド洋での給油活動継続問題など今国会での懸案解決が重要とし、「早く態勢を整え国会の論戦に戻ることが一番。極論を言えば首相だけ交代すればいい」と期待を込めた。
 初当選が五十歳以上の議員でつくる「知命立志会(クローニンの会)」の祝勝会に出席した北村茂男代議士は「攻め一辺倒ではなく、硬軟織り交ぜる福田氏の手腕が生かされる」と語った。また「県民の麻生氏への期待が大きいことも分かった」とし、総選挙に向け両氏の協力も求めた。
 福田氏選対の裏方を務めた岡田直樹参院議員は「勝利に感謝している」とした上で「いい競り合いとなり、注目も集まった。これを生かしてほしい」と述べた。県連予備選については「党員の思いが反映された結果となった。二万人以上の参加は次の衆院選への大きなバネになる」と強調した。
 瓦力代議士は「今の自民党は、もたもたしている余裕はない」と指摘。その上で新総裁に対しては「挙党態勢をつくり頑張ってほしい」と注文を付けた。

●「体質は変わらず」 民主党・一川氏
 地元回りをこなした民主党の一川保夫参院議員は「単なる自民党の内輪げんかで何ら体質は変わらない。コメントするに値しない」と批判し、早期解散の必要性を訴えた。ただ国会が再開することについては「論戦の中で自民党は変わっていないと明らかにし、国民の期待に応えるよう法案を通していく」と意気込みを示した。

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